「夏祭り」をお題にして3首

心の声

浴衣着て 年に一度の夏祭り 酷暑にめげてやっぱりやーめた
(ゆかたきて ねんにいちどの なつまつり こくしょにめげて やっぱりやーめた)

夏祭り 今年は行こうと思い立ち 浴衣を着たのに面倒になる
(なつまつり ことしはいこうと おもいたち ゆかたをきたのに めんどうになる)

夏祭り 一緒に出かける人がいず 暑さを理由に部屋に籠もる
(なつまつり いっしょにでかける ひとがいず あつさをりゆうに へやにこもる)

エピソード

先日、夏祭りがありました。

この数年お祭りに出かけていないので、今年は行きたいな~と張り切っていました。

しかも、しばらく着ていなかった浴衣を着て!

なのに、結局面倒になって出かけるのを取りやめてしまいました。

 

私、着物を着るのが好きなんです。

でも、最近は全然着る機会をつくっていなくて…。

お祭りを機会に、せめて浴衣を着ようと張り切っていました。

 

汗だくになって、しかも一時間近くかけて、見栄え良く着ました。

これなら、大丈夫!!と、自信を持ってもいいかなと思えるくらいに。

 

ところが、浴衣を着終わってやれやれと一息ついたところで、お腹の調子が悪くなってしまいました。

あれ、どうした?!

 

一緒に行く相手がいないので、目立たないよう、日が暮れる頃合いに、一人で出かけようと思っていました。

一人で出かけることに、緊張したのかな?

 

それとも、慣れない下駄を履いて、しかも歩いて行くのがイヤになった?

 

もしかして、浴衣の着付けに力が入りすぎていたのかな?

 

程よく日が暮れた頃合いには、もう気持ちが萎えていました。

せっかく浴衣を着たのに…。

 

残念な気持ちと、「もういいや」という気持ちの中で、心の声を短歌にしました。

 

河野朱実

河野朱実

短歌、はじめてみました。ど素人のお遊びです(*^^*)

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